スーパーマリオワールド
発売日 :1990年11月21日
機体 :スーパーファミコン

総合評価:9/10
スーファミ初のマリオ『スーパーマリオワールド』
スーファミの発売日と1日違いで発売された『スーパーマリオワールド』。その販売総数は、全世界での累計が約2061万本。スーファミ用ソフトとしては歴代1位ととてつもない記録を叩きだしている。これだけ売れたゲームが面白くないわけがない!
髭の生えたおじさん(マリオ)がお姫様を助けに行くという王道展開。ゲームもいたってシンプルで、穴や敵をジャンプして巧みに避けていくだけ。言葉にするとつまらなそうに思えるが、実際にやってみるととても奥深く、修練が必要になる場面も多い。そう、まさにジャンプするタイミングでその後の結果が180度変わるほどシビアな展開が待っているのだ。
今回9点をつけたのは、正直、ヨッシーが強すぎたためだ。ヨッシー自体がバリアのような存在で、敵に当たっても守ってくれるし、失っても取り戻すチャンスまである。おまけにジャンプ中の補助までしてくれるので、前シリーズまでのようなシビアさが薄れてしまったのは残念だ。
シンプルな操作で楽しめる!
覚えるコトは少なく、子どもでも少しプレイすれば、容易に操作方法を覚えるだろう。ゲームをまったくやったことがないという人にもお勧めだ。
やりこみ要素満載!
ドラゴンコインというヨッシーのマークの入ったコインが各コースに設置されており、それを5枚集めると持ち機が増える。簡単にとれるものから、ブロックなどを利用したりするものまであり、全てを集めるのは難しい。
隠しコースも健在!
通常とは違った場所からゴールすることで新しいコースが出現する。隠しと言うだけあって、難易度は高いが、そこをクリアすれば、スイッチ神殿にたどり着けるかもしれない。そこで何が待っているのかは自分の目で見てほしい。
序盤のおすすめ部分
無限増殖
スーパーマリオワールドでは簡単に持ち機を無限に増やすことができる。やり方はスタートしてすぐに右の2ステージへ行きクリアする。一度クリアした面は『スタート+セレクト』でリタイアできるようになるので、2ステージへもう一度入り、最初の亀を拾って連続するノコノコにぶつけてリタイアすればいい。これだけで持ち機をどこまでも増やせる。マリオは穴に落ちるだけ簡単に死んでしまうため、ある程度持ち機には余裕を持たせておこう。
ヨッシーの操作に慣れる
舌を伸ばして敵を食べる他にジャンプ中の軌道も変わる。特にヨッシーでジャンプした際に空中でもう一度Aボタンを押すとハイジャンプが出来る。ヨッシーは反則級に強いので、最初のうちに操作に慣れておいた方がいいだろう。
まとめ
もう30年ほど前に発売されたゲームではあるが、そのゲーム性は今の世代でも十分満足できる。単純におじさんが走って、穴や敵を飛び越えるだけなのに、老若男女問わずに遊べるのはまさに神の仕業! 日本が世界に誇るアクションゲームと自信を持っておすすめできる。プレイしたことない人はぜひやってみて欲しい。
※本記事の画像の引用元はhttps://www.nintendo.co.jp/titles/20010000000843です。