Shadowverseのレビュー
発売日 :2016年6月17日
ジャンル :トレーディングカードゲーム

総合評価:8/10
無限大の組み合わせで生まれる無限大の戦略
Shadowverseは、遊戯王、デュエマなどに代表されるいわゆる「トレーディングカードゲーム」をそのままオンラインにしたようなゲームである。キャラを操作して戦うスマホゲームが主流な中、Shadowverseは手札があり、山札があり、キャラもカードに書かれている、とカードゲームらしいゲームスタイルになっている。
面白かった点
バトルは基本的に、様々な効果を持つカードで戦い、相手リーダーの体力20削りきれば勝ち、自分リーダーの体力20削られれば負けという形で進行して行く。デッキにどんなカードを入れるかで色々な戦略を立てることができる。
例えば、ひたすら序盤に相手のリーダーを殴るデッキや、特定条件を満たすと相手のリーダーを倒さずに勝利できるカードを使ったデッキ、場にあるカードを強化し続けてリーダーを殴るデッキ、などなどなど……。様々な効果を持つ様々なカードがあるので、組み合わせによって無限大の可能性がある。無限大の組み合わせで生まれる無限大の戦略が、面白い。
ただ、問題点としてルールが単調で飽きやすいことがあるため、評価は-2減点の8点とさせていただいた。
こんな人におすすめ
トレーディングカードゲームを遊んだ経験がある人はとてもとっつきやすいゲームだと思う。実際に顔を合わせなければ対戦できなかったカードゲームが、オンライン上で世界中の人と簡単にできてしまうのである。それだけで魅力的に感じる人も多いと思う。
ただ、実は私はトレーディングカードゲームというものはやったことがなかった。そういう人でもこのゲームは楽しむことができる。このゲームはデッキの構築によって非常に様々な戦略をとることができる。戦略を考えたり、面白い戦い方を思いついたりするのが好きな人はきっと楽しめると思う。
好きなキャラクターやアイテム
「フラム=グラス」というカードがある。「フラム」というカードと「グラス」というカードを2枚場に出し、1ターン待つと「フラム=グラス」に変身するのだが、これがとにかく阻止される。そのぶん「フラム=グラス」はとても強い性能を持っているのだが、成功する可能性が低いためほとんどのデッキでは採用されていない。
私は、いろいろなカードの組み合わせで工夫を凝らし「フラム=グラス」を成功させるためだけのデッキをいくつか作った。まあほとんどは勝率の低いデッキだったのだが、こんなおもしろいデッキの作り方もあるのが、Shadowverseの面白さでもある。
序盤のおすすめ部分
他のスマホゲーム同様、Shadowverseもチュートリアルが終わった後にガチャをいくつか引くことができる。まずはこのガチャを引くと良いだろう。ある程度カードが集まらないとデッキを作るのすら難しいので、ストーリーや約1日ごとに更新されるミッションをこなして、ガチャチケットやガチャを回すためのルピを手に入れよう。
ストーリーを進めて報酬をもらいつつ、ゲームのシステムやプレイングに慣れるのがおすすめ。カードがあつまったらいよいよ自分だけのデッキを作り、対戦に繰り出そう!
まとめ
オンライン対戦ができる王道カードゲームShadowverseは、デッキと戦略を考えだすのがとても楽しい。単純作業の繰り返しなスマホゲームに飽きたら、ぜひ入れてみてはどうだろうか。
※本記事の画像の引用元はhttps://shadowverse.jp/です。