パンチアウトのレビュー
発売日 :1987年11月21日
機体 :ファミコン

総合評価:7.5/10
ファミコンらしいシンプルな操作と、ボクシングの爽快感が合わさったゲーム
私がパンチアウトと出会ったのは、「どうぶつの森+」というゲームの中で、ファミコンという家具が登場し、その中のソフトの一つに「パンチアウト」があったことがきっかけでした。直接的には、ファミコン世代ではないので、発売当時にプレイしていたわけではないのですが、「どうぶつの森+」でプレイできたファミコンのラインナップはどれも面白いソフトばかりでしたので、パンチアウトについても期待していました。
パンチアウトは、一言でいえばボクシングゲームです。主人公のマックを操作して、並み居る強敵たちを倒してチャンピオンを目指していくという内容で、ファミコンらしいシンプルな操作と、ボクシングの爽快感が合わさったゲームです。ファミコンで発売されたソフトということもあり、かなり古いゲームではあるのですが、今やっても面白いと思ったので、この点数にしました。
面白かった点
とにかくボクシングの臨場感を感じることができます。基本的には、左右のパンチと、避ける動作が基本となるのですが、それだけでも充分ボクシングになっているから不思議です。相手のパンチを交わして、返す刀でカウンターをくらわせるのは爽快感があります。また、登場するキャラクターがとても個性的です。詳しくはぜひプレイして確認してほしいのです。
操作感の良し悪し
ファミコンなので、ABボタンと十字キーのみで操作します。Aで右パンチ、Bで左パンチ、横キーで避ける、下キーでガード、上キー+AorBでアッパーを打てます。操作自体は非常にシンプルで、誰でもすぐになれると思います。また、連打が決まったときや、必殺パンチが決まったときは、とても気持ちいいです。
思い出
中盤になってくると本格的に相手が強くなってくるのですが、相手によっては特定のポイントでパンチをくらわせないとダメージを与えられない相手がいます。やればわかるのですが、あの太ったヤツです。いくらパンチしてもガードされ、気付いたらスタミナ切れで、ダメージを食らって敗北というのを何度も繰り返しました。結局、倒し方がわからず友達に聞いて、倒してもらいました。不親切といえば不親切な設計なのですが、それも込みでファミコンの良さではあるので、今ではいい思い出です。
序盤のおすすめ部分
おすすめテクニック
だいたいの相手の場合、相手の大ぶりのパンチを避けた後に、アッパーを入れると、何発か連打でダメージを与えることができます。相手によっては、それ一回でダウンまで持って行くこともできました。やり始めて序盤でしたら、まずは、避ける+連打をうまくなっておいた方がいいでしょう。
おすすめキャラ
先ほども書きましたが、最初の相手から4連勝ぐらいすると、太ったボクサーが現れます。おおよそボクサーとは思えませんし、体格差がありすぎるだろと思ってしまうのですが、なかなか手ごわいです。おそらく初見では倒すことは難しいでしょう。ちなみに、そのボクサーのモデルはバタービーンではないかといわれています。
まとめ
パンチアウトは、古き良きファミコンの中でも代表的なソフトといってもいいでしょう。今やったとしても、最新ゲームに引けを取らないかもしれません。もしやる機会がありましたら、ぜひやってみてください。
※本記事の画像の引用元はhttps://www.nintendo.co.jp/wii/interview/r7pj/vol1/index4.htmlです。