ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドのレビュー
発売日 :2017年3月3日
機体 :switch

総合評価:10/10
ゲームではない。これは旅
Nintendo Switchと同時発売されたゼルダの伝説シリーズの最新作。ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドは、非常に広大なハイラルの大地を駆け回り、世界を救うアクションアドベンチャーゲームである。このゲームの最終目的は、ラスボス・厄災ガノンを倒して世界を救うことなのだが、実は、それまではほとんど何をしてもいい世界だ。
このゲームは道中を楽しむゲームなのである。果てしない世界を冒険……いや、ほとんど「旅」のような感覚で、宿を見つけては泊まり、野草を摘み料理し、各地の祠をクリアし、美しい景色の写真を撮り、強敵に立ち向かい、空をパラセールで滑空し、ラスボスの情報を集め……などなど、この全てができるゲームが、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドだ。
自由度の高さと細かい作り込みの濃さ、いつまでも遊べるボリュームから、評価は10をつけさせていただいた。
面白かった点
このゲームが面白いのは、チュートリアルをクリアした直後にラスボスの城に乗り込むことができ、そこでラスボスを倒してしまえばその時点でそのゲームはクリアにすることができる、という点だ。
世界には最低限の装備で挑み、クリアする時間を競いあう人々もいる。まあ、下手な私はチュートリアル直後に城へ行ったら城に入る前にボコボコにされた。
思い出
実は私、このゲームはYボタン(剣で斬るボタン)を押さずにクリアした。いわゆる「縛りプレイ」であるが、これでもクリアできてしまうのである。(なお、いくつかの祠はクリアが不可能だった)
実はこのゲーム、剣を振れなくても、剣を投げることができる。さらには、弓矢や爆弾もあるし、盾で相手の攻撃を反射して攻撃もできる。剣がないと火力の面が大変厳しいのだが、いろいろな道具を駆使してついにラスボスまで倒すことができた。本当に色々なことができるからこそできる縛りプレイだったのだと思う。
やり込みタイプのゲームか?手軽なタイプか?
徹底的にやりこむタイプのゲームである。。そのため、とっととゲームをクリアしたいタイプの人には向いていないかもしれない。現実でも旅が好きな人、広大な世界を冒険するゲームが好きな人にぴったりだと思う。
序盤のおすすめ部分
このゲームはまず、はじまりの台地と呼ばれるとても高所にある台地からスタートする。はじまりの台地から落ちると死んでしまうため、序盤は台地から出ることができない。
4つの祠をクリアしてパラセールを手に入れることで、ようやく滑空できるようになり下の世界へ降りることができるようになる。そのため、まずは4つの祠をクリアしよう。
また、はじまりの台地で色々なことを経験しておいたほうがいい。チュートリアルステージのような場所にも関わらず、はじまりの台地にはたくさんの隠されたギミックや謎解きがある。もう旅は始まっているのだ。
まとめ
旅をしたいけど時間や金銭面で行くことができない方、美しいハイラルの大地の旅を。ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドは壮大なあなたの旅を約束いたします。
※本記事の画像の引用元はhttps://www.nintendo.co.jp/zelda/index.htmlです。