ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてのレビュー
発売日 :2017年7月29日
機体 :PS4

総合評価:9/10
ボリューム満点、ストーリーも重厚
私は特にドラクエに思入れがあったわけではなかったので、「待望の新作」と話題になっていたことにあまり乗れていなかったのですが、ここまで話題になったのであれば、さぞ面白いのだろうと思い購入してみました。本作をプレイするまでに経験したことがあるドラクエシリーズとしては「テリーのワンダーランド」ぐらいの私がレビューを書いていきます。
ドラゴンクエストの原点回帰ともいわれているドラゴンクエストシリーズ最新作「ドラゴンクエスト11過ぎ去りし時を求めて」は、ドラクエファンであれば誰もが夢中になれる要素がふんだんに盛り込まれていながらも、最新ハードで表現される美しいグラフィックが雄大な世界観を物語っています。
私はドラクエシリーズに関しては、ほとんどやったことはありませんでしたが、このゲームに関しては、とても楽しめました。ボリューム満点で、ストーリーも重厚、ドラクエらしさが詰まった名作タイトルです。とにかく面白かったので、かなりの高評価をさせていただきました。
面白かった点
ゲームの内容に関しては、ドラクエらしさが前面に出ている中で、私がこの作品を気に入った点としては、細部までこだわりぬかれた仕掛けなどが良かったです。
例えば、モンスター1匹ごとに紹介文が掲載されていたり、往年のドラクエでいわば「あるある」だった要素を盛り込んでみたり、などなどファンの心をくすぐりながらも、世界観へとグッと引き込んでいく中身の濃さがありました。
改善してほしかった点
強いてあげるとするならば、視点を調整するためのカメラがちょっと雑な出来になっていたのが気になりました。このゲームをプレイされた多くの人が挙げているポイントかもしれません。これのおかげで若干操作がやりにくかったり、ストレスが溜まりました。ただ、ゲームの圧倒的な面白さからすれば、些細なことなのですが。
やり込みタイプのゲームか?手軽なタイプか?
メインストーリーだけでも真エンディングに到達するまで60~70時間ぐらいはかかるボリューム満点の作品です。また、ストーリーとは関係ないクエストやカジノ、色々な種類がある装備などやり込み要素がかなりあります。
序盤のおすすめ部分
おすすめの作戦
序盤は仲間を一人ずつ増やしていく段階なのですが、その間はそれぞれのキャラクターの役割分担が大切でした。
全体攻撃担当なのか、1体に大量ダメージを与えるのか、回復なのか、などの役割を決めた方がいいです。特に、カミュやベロニカなど序盤で全体攻撃ができるキャラは重要なので、使い倒しましょう。
序盤のおすすめの攻略方法
1人1人のキャラクターにはレベルアップごとにスキルポイントというものを得ることができます。
このスキルポイントを使用することによって新しい技を覚えることができるのですが、特に、カミュに関しては序盤はブーメランのスキルを伸ばしていった方がいいと思います。序盤から中盤にかけては、カミュのブーメラン技が結構役に立ってきます。
まとめ
私はあんまりドラクエに思入れがあるわけではありませんでしたが、この作品をプレイして30年にわたるドラクエシリーズの歴史が作り上げたものを感じることができました。このゲームはファンでもシリーズ未経験でも、絶対に楽しめる名作中の名作といえます。
※本記事の画像の引用元はhttp://www.dq11.jp/です。