評価は10点。ドラクエIII そして伝説へ…は本当に素晴らしい出来だ。

ドラゴンクエストIII そして伝説へ…のレビュー

基本情報
メーカー名:エニックス(現:スクウェア・エニックス)
発売日  :1988年2月10日
機体   :ファミコン
投稿者さんと評価
yoritoum 投稿者 :yu-da さん 男性・40代
 総合評価:10/10

三十年近く前のゲームなのに本当に素晴らしい出来だ。

発売日、ゲーム屋の前がお祭り騒ぎになった超有名ゲーム。販売数も300万本を軽く超えているほどだ。ストーリーも非常に評価が高く、シリーズものとしての関連性も高い。コレは絶対に一度やっておきたいゲームでしょ!

ドラクエ1と2では『伝説の勇者ロト』の子孫が主人公になっていた。3でも、勇者としての立ち回りは変わらない。朝、母親に起こされてゲームが始まると、いきなり魔王バラモスを倒せと無茶ぶりをされてしまう。理由があっても動かない、今どきの主人公とは大違いだ。さすがは勇者。 愚痴一つ溢さず、酒場で仲間を集め、魔王討伐へ向かう。 『そして伝説へ』と、物語が紡がれていく……

エンディングまでやり終えると『そして伝説へ』のサブタイトルに涙しそうになります。いやマジで。クリアしてない人はぜひ最後までやって欲しい。評価点も95点は軽くいくだろう。

欠点としてはセーブデータがすぐに消える

『おきのどくですがぼうけんのしょはきえてしまいました』と呪われた音と共に、ゲームと立ち上げたときに表示されるコメント。ゲーム中にちょっと足が当たっただけでゲームが止まり、データが全て消えたことがある。 まさにトラウマになるレベルの演出だ。データが消えて二回は最初からやり直した気がする……

RPGが好きな人は絶対に満足できる

大ヒットを飛ばしただけのことあって、今のゲームと比べても音源とグラフィック以外で負けているところはほとんどない。三十年近く前のゲームなのに本当に素晴らしい出来だ。 操作性も音楽も当時のファミコンで考えれば、十分すぎるレベル。

特に音楽は最高の一言だろう

さすが『すぎやまこういち』神だよ神。 とくに終盤からは、それまでのシリーズをやってきた人間には、涙を隠せないできになっている。思わず鳥肌がたち、聞き入ってしまったほどだ。

序盤のおすすめ部分

パーティ編成は重要

仲間に選べる職業も6種類あるが、安定してクリアしたいなら『戦士』『魔法使い』『僧侶』を選ぼう。『商人』や『遊び人』なども面白い動きをしてくれるのだが、初心者には扱いづらい性能になっている。 『武道家』に関しては性能も高く強いのだが、最強の武器である『黄金のツメ』が、敵の出現率を飛躍的にあげてしまい攻略が難しくなるため避けた方がいい。

装備の基本は武器から

防御力を上げて被ダメージを減らすことよりも、先に倒してしまった方が結果としてダメージを少なくするコトが出来る。それに防御力を上げる魔法『スクルド』を重ねがけできるため、防御力はどうにかなることが多い。お金が貯まったら、真っ先に武器を強化していくべきだろう。

まとめ

日本一と言っても過言ではないほど有名なタイトル、ドラゴンクエスト。もしもまだやったことが無いのであれば、ぜひプレイをオススメする。完成度は非常に高く、そして、伏線の回収なども見事だ。 『そして伝説へ』に込められた作者の思いと意味を堪能しよう!

※本記事の画像の引用元はhttp://www.dragonquest.jp/roto/です。